A型肝炎の予防

A型肝炎の予防方法として、もっとも効果的なのはA型肝炎ワクチンの予防接種を受けておくことです。

A型肝炎ワクチンは、日本製のものと欧米製のものがありますが、欧米製のものは現在のところ国内で未承認のため、個人輸入をやっている医療機関でしか取り扱えません。ですからここでは日本製についてのみ説明しましょう。

A型肝炎ワクチンは、接種対象は16歳以上。
合計3回の予防接種を行なうことで、その後5年間A型肝炎感染を防いでくれます。

なお、3回の予防接種はたて続けに行なうのではなく、1回目と2回目は 2~4週間隔で、そして3回目はさらに6ヶ月後に接種するという形になります。

海外旅行でのA型肝炎予防効果を出すには、最低でも2回目までの予防接種を終えていることが必要ですから、渡航1ヶ月前には、接種を始める必要があるということです。

これが間に合わない場合は、即効性の高い「グロブリン」という免疫を投与します。これを予防接種と併用することも多いですね。